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フェンリル株式会社
福田 寛之 氏
大阪・東京・名古屋と島根をつなぎ、創造性を高めるチームづくり
島根県への立地について、フェンリル株式会社 本社の田林様、橋本様と島根支社の福田様のお三方に「島根での立地、業務、人材確保」などについてお話を伺いました。
2019年以前 取材離れていても一体感を生む、安心感のあるコミュニケーション方法を工夫
- 本社など他部署とのコミュニケーション方法は?
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地理的に距離があることはわかっていたので、その距離を乗り越えるためのコミュニケーション手段は支社開設当初から重視してきました。
ミーティングでは、大阪、東京、島根、名古屋の各拠点に導入したテレビ会議システムが活躍しています。4元中継可能なので、全拠点同時に話ができます。Googleハングアウトも併用して、どの会議室でもテレビ会議できるようになっています。
さらに、新しいプロジェクトの立ち上げなど「ここぞ」と言う時には、関係者全員が大阪本社に集合します。最初の1週間ほどは一緒に作業してもらったり、まずは直接コミュニケーションを取れるよう心がけています。だからこそ、離れていてもコミュニケーションに安心感が生まれているんだと思います。
他にもキックオフでは島根のスタッフも全員本社に集まって懇親会を開催したり、プロジェクトの関係者全員が島根支社に集合するなど、とにかく直接話ができる場を増やすことを重視しています。おかげで島根と大阪・東京などとのコミュニケーションはすごくスムーズですね。
自走する人材が育つ、島根ならではのチーム力
- 島根県の人材の特徴と採用についての注意点は?
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島根支社のメンバーは、全員が主人公となって働いている感じがします。支社をどのように育てていくのか?みたいなことを自主的に話し合っていたりしますし。東京や大阪のような人材流動率の高い都市圏では、あまり期待できない雰囲気だと思っています。自主的に動いてくれるので、本社の人間もついつい甘えてしまったりします(苦笑)。ありがたいことですね。
島根支社の立ち上げ当初は全員が25歳前後の同世代だったので、誰がリーダーシップをとるという感じもなかったんですが、現在は少し年上のマネージメント意識の高いメンバーが加わり、以前よりもまとまってきました。島根支社のカラーが明確になってきているのを実感しています。
注意点というのはあまりないんですが、強いて言えば、県内企業からの転職というのをこちらから積極的に働きかけにくい面はあります。それが都市部との大きな違いです。都市部だとSNS等を使って声をかけたりなどを積極的にやりますが、島根でそれをやると、地方の業界は狭いので、どこかでかならず繋がっています。そこをおろそかにして都会流を押し通すと、後に企業間のトラブルになる場合も考えられます。
島根支社を“高品質の代名詞”に
- 島根県での今後の展開は?
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やはり人材確保の問題を解決していくことです。当初の事業計画では、3年で30名前後という規模を目指していたのですが、まだ到達していません。現状、人が足りなくて仕事を断っているような状況なので、とにかくどんどん人を増やしていきたいです。
アプローチとしては、いま島根県外で働いている人が「フェンリルの島根支社で働いてみたい」と思ってくれるような特設のウェブページを作ったので、そこを軸にアピールしていこうとしています。また、Uターン/Iターンという人の流れもあるので、積極的に促していきたいです。
よく「島根支社ってことはニアショアでしょ?」みたいなイメージを持たれますが、まったくそういう感じではないんです。実際は大阪本社と一体となったチームで仕事をしている状況です。技術レベルも高く、大阪や東京から見ても「島根支社のエンジニアっていいよね」という声をよく聞きます。島根支社については、例えばシャープの亀山工場のように「島根支社=高品質」となる存在を目指しています。人材が絶えず流動する都市部では、そういう拠点にはなり得ないし、それができるのが島根だと思っています。
都市部とは違う、島根ならではの地元IT企業とのつながり
- 島根県で立地企業についての経験者としてのアドバイスをお願いします。
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採用に関しては、都市部の感覚とはまったく違います。大阪や東京では、大手のエージェント会社に転職したい人が集まっているので、そこから我々に紹介されるシステムがありますが、その仕組みがこちらにはありません。そういう部分をハローワークが担っている部分もありますが、実際にハローワークを経由して来る人はほとんどいません。
それでも、実際にこの地に足を運んで、地元のIT関係の人々と会って繋がりを広げていければ、本当に困った時、誰かが手を差し伸べてくれたり、良い人材を紹介してもらえたりします。そういったことが起こるのが島根県というところだと思います。
今回のインタビューは、田林様、橋本様とはテレビ会議システムを通じて行いました。
(写真は、以前のインタビュー時に撮影したもの)
企業情報とお問い合わせ先
- 企業名
- フェンリル株式会社 島根支社
- 所在地
- 〒690-0826 島根県松江市学園南2-10-14
タイムプラザビル3F
- -本社-
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- 所在地
- 〒530-0011 大阪府大阪市北区大深町3番1号
グランフロント大阪タワーB(オフィス)14F
- 連絡先
- TEL:06-6377-7606(代表)
FAX:06-6377-7609