しまスタブログ

2013年5月29日

『平成の大遷宮』にともない、出雲大社では、連日、様々な祭事が行われており大変賑わっています。
先日、奉納行事の一つである“横綱日馬富士関による土俵入り”を見に出かけてきました。
１０時半から正式参拝が行われるということで、本殿の前には朝から多くの参拝客でぎっしり埋まって
いました。私もぜひ、この機会に横綱の姿を生で見たいという強い思いから、あまり人がいない社務所
前の場所を陣取って、小雨が降る中、待ち構えることにしました。

いよいよ、社務所から日馬富士関、安美錦関、隠岐の海関の順に登場すると、「おー！」「わぁ」と
歓声が上がり、本殿までの参道を歩き始めると、参拝客から「日馬富士！」「隠岐の海！」の声援 がかかりました。

やはり、そばで見る関取は迫力がありとても大きく、参拝客よりひとつ頭が飛び出ているので、少し
離れたところからでもしっかり表情を覗うことができました。
正式参拝後、化粧まわしをつけた三関取が姿を現すとさらに拍手、歓声が大きくなりました。

横綱の朱色のまわしが見事に綺麗で鮮やかでした。また、島根県出身である隠岐の海のきりっ
とした顔だちと迫力ある体格にうっとりさせられました。
そして何より、三関取の凛々しくて堂々とした立ち振る舞いが、たいへん格好よく絵になるような 美しさに感動しました。

10月には秋巡業大相撲出雲場所が出雲ドームで開かれます。この時は白鵬、日馬富士の
両横綱の奉納土俵入りも予定されているようなので、今から楽しみです。　　（A）