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温故知新

彼岸も過ぎ、日中の風も涼しくなり、秋を感じる時期になってきました。
稲刈りが終わった田んぼの畦などに、曼珠沙華(彼岸花)の紅が目を引きます。

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この彼岸花、鮮やかな紅色の花です。また、よく見ると非常に凝った形の花で、幾何学的な美しさももっています。
一方、球根に毒があることから、昔の人は、ネズミやモグラなどの獣害対策として、彼岸花を植えていたとのことです。昔の人の、自然を利用する知恵はすごいなあ、と感心します。

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同じ頃、蕎麦の花も見頃を迎えています。
蕎麦の花は、白く小さい花ですが、一面に咲くと見栄えがします。

ブログ写真3

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実がなる前に、地元自治会の人と、蕎麦の獣害対策としてネット張りを行いました。
こちらも、獣との知恵比べです。

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今も昔も、人と獣の知恵比べは、変わりません。ただ、今の知恵の使い方は、物が溢れている中、安易に流れているように思えます。
今一度、昔のやり方や仕組みを学んでみることも大事だと思います。  (NP)

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