立地企業インタビュー

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トップページ立地企業インタビュー松江第一精工株式会社

松江第一精工株式会社

松江第一精工株式会社代表取締役原昭彦さん代表取締役 原 昭彦 氏

京都府京都市に本社を構え、国内3社、海外17社ものグループ会社を擁する第一精工株式会社のグループ会社である松江第一精工株式会社。
同社は2007年に島根県松江市のソフトビジネスパーク島根内に設立され、2011年度に操業を開始されています。
これまで順調に事業を拡大されており、さらに2017年度も生産設備増設を計画されています。

また、同社は第一精工グループの中で最も新しい会社であり、若手社員が中心となって仕事をしている活気ある職場です。
同社の代表取締役、原昭彦社長に、新拠点として島根を選ばれた経緯や、今後の事業展望について伺いました。

1.第一精工グループにおける松江第一精工の位置づけは?

高性能精密コネクタ生産の電子部品事業分野の製造拠点として

第一精工グループ全体での事業には、電子部品事業、自動車部品事業、設備事業がありますが、このうち、スマートフォンやPCなどの高性能精密コネクタ生産の電子部品事業分野におきまして、松江第一精工は親会社・第一精工福岡事業所とともに国内製造拠点の1つとしての位置付けになります。

当社では、コネクタの生産に必要な金型の設計から製造・組立や、自動機の設計から製造・組立までの全工程を自社内で行い、徹底した品質管理のもとでコネクタの生産を行っています。

松江第一精工株式会社の外観
工場の外観

松江第一精工で生産しているコネクタ
高度な技術力を要する高性能精密コネクタを生産

2.地方での工場増設を検討された際、島根県が候補に上がった経緯についてお聞かせください。

優秀な人材を確保できる適地であり、迷いはなかった

工場のあるソフトビジネスパーク島根全景

松江市周辺には松江高専、米子高専など、製造技術を学べる環境が整っていますし、大学や工業高校もあるので、地元の優秀な人材を確保するためには条件の良い地域でした。

また、松江は当社初代社長・多久和 悠の出身地というゆかりのある土地でもあり、周辺のインフラ、土地の広さなどの条件にも適合したので、この場所に決めました。

3.実際に島根県に立地されて良かったと思われる点をお聞かせください。

広大な敷地で、県や市の支援も充実

島根は「うるおう」気候と語る原社長

建物や生産設備などのハード面と、人材確保などのソフト面のいずれにおいても県や市からのご支援をいただいておりまして、おかげ様で当社の企業活動も円滑に進められています。
特に土地が広いのがいいですね。従業員の駐車スペースも十分に確保できますから。

島根の気候は・・・なんといいますか、とにかく「うるおい」ますね(笑)。美肌県全国1位とか2位とか言われていますので、お肌には良いのではないでしょうか?

様々なご支援をいただきながら、世界に通じる最先端の技術でものづくりをし、地域に対して雇用面などでも貢献ができているのではないかと自負しています。

4.では、逆に島根県のデメリットと感じられることをお聞かせください。

事業拡大に伴う人材確保でやや苦戦中

地元人材の確保が今後の課題

工場操業後6年あまりが経ちまして、会社が大きくなるにつれて、事業拡大のための人材確保が年々厳しくなってきています。
特にここ数年、松江周辺の求人状況が売り手市場の状態ですので、他社への人材流出防止と追加採用面で苦戦をしています。

そういった雇用問題が一番の課題と考えておりますので、ぜひ今後ともご支援いただきたいと思います。

5.島根でのお仕事はいかがですか?

松江はプライベートでもよいところ

原社長ご愛用の「しまねっこ」マグ

私は通常福岡にいることが多いのですが、概ね1~2ケ月に1回のペースで松江に来ております。移動手段は通常、福岡⇔出雲便の飛行機を使用します。
第一精工・福岡事業所(小郡市)から松江第一精工まで移動する場合、待ち時間を含んで約3.5時間ほどかかります。
今後のリクエストとしてはぜひ、福岡⇔出雲便の便数増加や、フライトの時間帯を考慮してもらえたら有難いですね。

松江に来るときは、出雲そば、しじみの味噌汁、うなぎなど、島根の食材を満喫して帰るのが定番になっていまして、楽しみのひとつです。松江のメンバーとゴルフを楽しむこともあります。

6.採用にあたって、御社の求める人物像についてお聞かせください。

根気強く積極的な「やる気」のある人物を求む!

工場内部の様子工場内部の様子

当社はものづくりの会社ですので、まずは「ものづくり」に興味があり、何事にも根気強く、最後まで諦めず、周囲と協力して、最後までやり抜く気持ちを持てる人物。 元気で新しいことにも積極的に挑戦する気持ちをもって、前進する人物、ですね。
いわゆる「やる気」のある人物を求めています。

若い社員が活躍できるフィールドがありますから、本人の努力次第でどんどんステップアップできます。入社4・5年で役職に就く人もいますよ。

7.島根県の人材の特徴として感じられることはありますか?

まじめで我慢強いが、少々控えめな印象

製品検査の様子

全体としてはまじめで「和」を重んじる印象がありますね。当社においては地道な仕事も一生懸命我慢強く取り組んでもらえていると思います。

ただ少し大人しい面も感じられますので、もっと個性を出してもいいかな、と思う場合もあります。

平均年齢も若いので、これからいろんな経験を積んで成長していってほしいですね。

8.人材育成に関する考え方や取組についてお聞かせください。

時代と共に製造のあり方も「常に進化し続けること」が大切

事務所内部の様子事務所内部の様子

第一精工と一体となって、入社時、中堅、管理職と言った階層別に合わせた教育を行っています。また、外部講習機関を利用した講習受講等も行っていますが、基本は各配属先において、日々の業務でのOJTとなります。

第一精工グループ全体の企業理念として「精密かつ完璧なものづくり」というのがあります。
昔は熟練工の技によって機械の不足分を補うようなやり方が主流でしたが、近年では機械の発達もあり、短期間で社員の技術力をアップさせることが可能になりました。しかしながら、単に技術力をアップさせるだけでは不十分で、生産コストをいかに抑えるかも同時に考えていかなければなりません。

これについては、生産のパフォーマンス向上について専門的に研究している部署があり、機械の使い方から社員のトレーニング方法まで十分に研究したうえで、社内に展開するようにしています。
従来のやり方を受け継いでいくだけでは、時代の変化に取り残されてしまいますから、「常に進化し続けること」が大切であると考えます。

社員同士の親睦を深める機会としては、社内でのクラブ活動も盛んで、釣りや山登りを楽しんだり、球技大会を開催したり、と割とアクティブなものが多いです。

9.今後の事業展望についてお聞かせください。

2017年・生産設備増設計画認定でさらなる飛躍を

調印式の様子

2017年2月17日の調印式にて、当社の第三期投資計画の内容について島根県に認定いただきました。(向こう3年間で投資総額22億円、雇用数30名増、生産能力40~50%UP)

国内外の市場動向と第一精工グループ全体での戦略をふまえて、今後松江第一精工での生産体制増強が必要となれば、新たな工場建設も視野にいれた対応を検討していきます。

会社の基本情報およびお問い合わせ先

スローガン「ちゃんとつくる」

会社名:
松江第一精工株式会社
所在地:
〒690-0816 島根県松江市北陵町12番地
連絡先:
TEL:0852-60-5710
FAX:0852-60-5750
URL :
http://www.daiichi-seiko.co.jp/japanese/company/business_jp.html#matsue
親会社:
第一精工株式会社
〒612-8024 京都市伏見区桃山町根来12番地4
URL :
http://www.daiichi-seiko.co.jp

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