しまねのIT産業

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しまねのIT産業

しまねのIT産業イメージ


重要な核となる産業としてIT産業を支援。

島根県では、県内産業のさらなる発展を生み出すために核となる産業としてIT産業の支援が重要になると考え、継続的な支援を続けてきました。その中で、Ruby、ICT技術開発など産官学が一体となって、技術の創造や発展に向けた取り組みを推進しています。

2007年から開始したIT支援施策

売上、従業員数は支援の開始後から増加。

島根県の継続的なIT産業支援は、確実に成果を生み出してきています。ここでは、一般社団法人島根県情報産業協会で島根県内企業にアンケート他で調査した結果をご紹介しています。

島根県内IT産業売上
島根県でのIT従業者数の推移

企業誘致+県内企業に向けた人材育成、営業支援でIT産業が発展

島根県では、県外のソフト系IT企業の誘致を推進するとともに、県内IT産業の発展のための施策も継続的に行っています。支援については県内企業の声を反映し、2007年からの人材育成支援からスタートし、現在では開発、営業支援などにも力をいれています。

島根県でのIT産業支援

1.人材育成・確保支援
  • IT人材育成支援事業(対象:企業エンジニア)
  • OSSコミュニティ支援(対象:企業エンジニア)
  • Ruby合宿(対象:大学生・高専生など)
  • 小中高生Ruby教室(対象:高校生・中学生・小学生)
  • 地域IT人材育成強化支援事業(専門高校や専門学校との授業展開、IT先端キャンプの実施など)
  • スモウルビー・プログラミング甲子園(対象:高校生以下)
  • IT人材確保促進支援事業(IT人材誘致コーディネーター、交流会、求人広告サイト掲載支援などの実施)
2.技術力・商品力の強化による競争力向上支援
  • 新ビジネスモデル構築支援事業
  • IT活用サービス創出シード支援助成事業
  • 試作・技術開発支援助成事業
  • 受託開発競争力強化支援事業
3.情報発信・市場開拓支援
  • Ruby技術会議開催事業(Rubyworld Conferenceの開催支援)
  • しまねITビジネス拡大支援事業
  • 開発ソフトウェア・サービス販路拡大支援事業
  • Ruby bizグランプリの開催支援
4.その他の支援
  • 島根県庁の業務システム調達にRuby(オープンソース)
    2010年に実施。島根県として業務システムの調達にRubyを条件として開発 ※Rubyの実績として大きな評価

IT企業誘致の先進県・しまねへようこそ

一般社団法人 島根県情報産業協会インタビュー

般社団法人島根県情報産業協会会長吉岡宏様


島根県では、官民が連携してIT産業の支援を行っています。そこで、これまでの経緯や成果を島根県内のIT産業の企業の中核団体となる「一般社団法人 島根県情報産業協会 会長 吉岡 宏様」にお話を伺いました。(「一般社団法人 島根県情報産業協会」以下、「情産協」とします)

しまねのIT人材

島根県では人材育成・確保支援としてIT技術者向けのIT人材育成支援事業、学生向けの人材育成、首都圏などからのIT技術者の誘致などの支援策があります。IT技術者向けの人材育成支援事業については3年前から私たち情産協が運営しており、今年度は30回程度研修会を開催しています。島根県をはじめ関係各所にいろいろとご支援していただき感謝しています。
人材育成以外では、製品開発の支援、営業行為の支援等もしていただいています。具体的な産業支援策については、行政の方が我々業界の意見に積極的に耳を傾けて頂けるので、情産協としては非常に満足しています。
こうした支援のおかげでもあり、県外からの立地企業を含め、県内のIT業界全体の売り上げが伸び、就業者の数も増加してきています。

島根県の人材の特徴及び人材育成について

島根県内のIT技術者の傾向として、仕事が集中する時期でも納品にむけてひたむきに作業を続けるなど、真面目で粘り強く仕事をする人が多いと感じています。島根県内のIT技術者があまり転職しないというのも、真面目な人が多いことの現れかもしれません。
他の業界も同じだと思いますが、我々の業界でも会社の戦力として活躍してくれる人材に育つまでには時間がかかります。さらにIT業界においては日々、新しい技術が生み出され続けておりますので、技術習得など日々の学習も欠かせません。そういった中、島根では育ててくれた会社に長く勤めてくれる人が多いという傾向が強いので、長期計画を組んでしっかりとした人材育成を進めることができます。

島根県内の教育機関との協力関係の状況

松江高専では、島根県と情産協の共催で企業ガイダンスを開催しています。具体的には、高専の4年生に対して、情産協の会員企業がブースを設置し、各社の現状や特徴などを個別に説明しています。
高校では、今年から出雲商業高校の情報課程カリキュラムについて地元IT企業が参画してより実践的な要素を取り入れた教材づくりや授業を行っています。
松江市では2016年度から市立中学校全17校で、プログラミング言語「Ruby」を取り入れた授業を実施します。2012年度の学習指導要領改訂により、中学校の技術家庭科で「プログラムによる計測・制御」が必修化されたのを受けて計画され、現在は試験的に授業を行っています。中学生への直接の指導は、技術家庭科の先生方が行いますが、先生方への支援を私たちがサポートしていこうと考えています。

これまでも、松江市などでは中高生向けにRubyプログラミング教室が開催されていましたが、参加者は親がIT企業に勤めているなど、一部の人に限られていました。しかし、この取組は松江市内の全中学生が対象となりますので、将来、IT技術者を目指す人のすそ野が大きく広がると期待しています。また、「ITが好き」であったり「ITへの適性がある」ということはIT技術者にとって大切な資質であると思います。そういった意味でも中学からのIT教育で早くからITに触れ、ITを好きになる「きっかけ」ができることも大きな意味合いを持っています。
このように島根県内の教育機関とIT企業が連携して、将来のIT技術者の育成や優秀な人材を確保するための取り組みを行っています。

島根県での立地企業に向けたアドバイス

2006年に始まった松江市の「Ruby City MATSUEプロジェクト」構想を皮切りに、島根県からもオープンソースを中心にIT産業の支援をしていただいています。そうした動きの中で、オープンソースの特徴である「ボランティア」に積極的な人が多くなってきました。
例えば、Rubyを教えたり、開発支援をしたり、勉強会を開催するなど積極的になってきています。今までライバル企業であった人がコミュニティで一緒に活動したり勉強したりしています。その結果、島根のIT産業は横の繋がりもありまとまりがよくフレンドリーな関係ができています。
都市部や県外から進出して来られる企業にとっては、そういう島根ならではのコミュニティに驚かれたりもします。若いエンジニアにとっては他社の人と一緒に活動や勉強をすることが大きな刺激になると思います。
立地企業には情産協に入っていただき、教育機関との連携や技術情報などを共有して、お互いに成長していければと思います。先述した通り、横の繋がりを大切にしているので、まずは協会にお声がけをしていただければ幸いです。

一般社団法人 島根県情報産業協会のご紹介

  • [法人の目的]情報関連技術の開発及び利用の促進、情報化の基盤整備等を通じて情報産業の振興を図り、もって本県経済、社会の発展に寄与すること
  • [所在地]〒690-0886 島根県松江市母衣町180-25 米井ビル3F
  • [連絡先]TEL(0852)32-1601   FAX(0852)32-1602   E-mail:shimajok@web-sanin.co.jp

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